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追悼淀川長治さん |
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別に特別な映画ファンでも、淀川さんファンでもありません。
でも、テレビでの映画解説という新しいジャンルを確立し、独特の口調が流行したりもする第一人者に敬意を表し、お悔やみを申し上げます。
独自の「美意識」で映画を評し、やせ細って声をかすらせながらも、最後の最後まで映画解説という仕事を果たされた「大往生」と言うべきでしょう。
淀川さんが生前担当されていた『淀川長治銀幕旅行』(『産經新聞』連載)で、在りし日の氏の評論が読めます。(遺文となった11月10日の回も)
『追悼・淀川長治さん』という特集では、氏の人となり、これまでの人生をあらためて紹介しています。「映画に生きた人」「好きな事をやって天寿を全うできた人」(批判ではありません)色々な言い方はできますね。
最後の言葉は「もっと映画を見なさい。」だそうです。
ご冥福をお祈りいたします。
『産経新聞』には、リンクバンク(知識・情報)からどうぞ。
参考サイト: 『淀川長治銀幕旅行』 『産經新聞』
平成10年11月13日
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